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SBIJとタイDTIが防衛技術連携を深化 ―「Defense & Security 2025」会場にてMOAを締結

一般社団法人 安全保障ビジネスイノベーション協会(SBIJ、所在地:東京都豊島区、代表理事:磯部晃一)は、
2025
1111日(火)、タイ・バンコクで開催中の防衛・安全保障展示会「Defense & Security 2025D&S2025)」の会場内において、
タイ王国国防技術研究局(Defense Technology InstituteDTI)と、防衛技術協力に関する覚書(Memorandum of AgreementMOA)を

締結いたしました。

 

本覚書は、20255月に両機関が締結した協力覚書(MOU)を基礎とし、協力関係をより具体的かつ実務的な段階へと進展させるものです。

■ MOA締結の背景

SBIJは、日本の安全保障産業に関わる中小企業や研究機関の技術革新・国際展開を支援することを目的に、
官民連携による技術基盤の強化と海外との協働を推進しています。

 

本MOAの締結は、2025年11月10日(月)~14日(金)に実施中のSBIJ主催「タイ・バンコク視察現地ツアー(5日間)」の一環として、
D&S2025を訪問した際に両者の代表が集い、防衛技術研究開発・人材育成など多方面における協力推進を確認したものです。

この署名により、SBIJとDTIは、日タイ両国の防衛産業および安全保障技術分野における連携を、実践的に強化していく方針を明確にしています。

 


■ 協定の概要

本協定では、以下の分野における協力の推進を確認しています。

 

1.プロジェクト単位の協業を通じ、タイおよび日本の防衛・安全保障産業間のビジネス協力を促進。2.DTIの試験・研究施設を共同利用し、製品認証、評価、および研究開発活動を推進。3.日本の企業及び公的機関のDTI防衛産業団地および関連イニシアティブへの参加を奨励。4.技術的な専門知識の交流、研修プログラム、技術実証及びイベントの共催のための仕組みを構築。

 

特に、DTIが管轄するエアフィールドにおけるUAVの飛行試験や、軍用規格に準拠した評価試験の実施などを通じ、

日タイ両国の安全保障ビジネス分野における実践的な連携の深化が期待されています。

 


  

■今後の展望

SBIJは、本MOA締結を契機に、日タイ両国の防衛技術連携をさらに深化させ、官民協働による

国際的な安全保障ビジネスの発展に貢献してまいります。
また、日本の中小企業・技術者の国際展開支援を通じ、アジア地域における安全保障産業基盤の強化と、

新たな協業モデルの構築を目指してまいります。

  

       

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